日本企業の模倣被害は、アジア圏のみならず、米国、欧州、南米、中東にまで拡大しています。
これは、中国市場において安価で比較的良質の模倣品が大量に出回ったり、模倣品が安く早く海外へ輸出できるようになったことが背景にあります。
自社商品やサービスのビジネスを拡大したいということは、同時にそのブランドや情報が露見することであり、
企業にとって模倣対策はとても重要な時代になってきました。
模倣は事前の対策がとても重要です。
海外進出のための商標模倣対策をする理由
自社ブランドが国内で売上を伸ばし、ブランド力を高めていって、そろそろA国進出の時期だと判断した時に、A国において、自社ブランド名がすでに取得されていて、使用できないということが実際にあります。
トレードマークトロールといって、ビジネスもせず商標権だけ取得しておいてそれを高値で売るというブローカーも存在します。
そうなると、A国では、知名度を上げてきたそのブランド名で商品を売ることができなくなります。もしかしたら什器やパッケージ、容器などブランド名が記載されていれば、全て製造し直すことになります。A国でそのブランド名を持っている商標権者から高値で買い取らなくてはならない事態になるかもしれません。
日本国内で、商標など知的財産権を取得していても、外国では改めて権利を取得しなければ、日本国内の権利は一切通用しない!
ということなのです。
自社ブランドが立ち上がった段階から将来を予想し、様々な模倣対策をしておくことをおすすめします。
商標模倣対策10
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商 標 模 倣 対 策 10 |
1. 海外進出前から商標調査している | |
2. 海外進出決定時に各国における商標出願(登録)をしている。 | |
3. 自社ブランド名をインターネットで調べたことがある。 | |
4.「御社のネーミング」と同じ(または似ている)ネーミングがあると指摘されたことがある。 | |
5. 商談やプレゼン段階で模倣されないような注意書きを企画書などに記載している。 | |
6. 展示会などでは模倣されないような対策を実施している。 | |
7. 模倣に関する専門的なアドバイザーがいる。 | |
8. 商品広告上において模倣対策をしている。 | |
9. 取引先との契約に、知財についての管理についても言及し定めている。 | |
10. HPやカタログ等、知財について対策していることをアピールしている。 |
模倣対策で安心したビジネス展開を考えよう
結果はいかがでしたか?
展示会など、商品やサービスのアピールは万全ですが、模倣対策はされていますか?ビジネスショーなどは模倣者が狙っていることも多いですよ。
ここで立ち止まって模倣対策について考えてみようと思われたら、
摸倣防止協会に相談することをおすすめします!
摸倣防止協会 http://www.mohouboushi.org/
摸倣は起きる前の対策がとても重要であり、被害を未然に防ぐため、企業としての強い姿勢を示すことがとても重要になってきます。企業としてどのような模倣対策をとるべきかまずは無料相談してみませんか?
摸倣防止協会お問い合わせ
http://www.mohouboushi.org/inquiry/